自閉症スペクトラムなど発達が気になるこどもは遊び下手?【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】

2019-01-15

 

昨日までの3連休は天気がよく寒さも柔らかかったですよね。

 

なので昨日は公園遊びに行ってきました。

 

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス・児童発達支援事業こどもプラス大阪 3rd 江坂教室です。

 

教室のこどもたちは皆公園遊びが大好き。

いつも公園遊びに行くよと声掛けを行うと、みんなとっても早く準備をしてくれます。

 

うちの教室のお子さんはなるべくグループで遊ぶように声掛けを行っていますが、

中には一人遊びを好み、なかなか集団遊びに入ろうとしないお子さんもいます。

 

 

 

発達が気になるお子さんの遊びの発達段階

 

集団遊び(いわゆるグループ遊び)というものは、遊びの発達段階においては発達が進んでからの遊びとされています。

なかなか遊びの発達がうまく進んでおらず、一人遊びを好むお子さんも少なくはありません。

小さいうちは一人遊びや大人と一対一で遊ぶ対面遊びなので問題はありませんが、

大きくなってくるとそうはなかなかいきませんよね。

 

幼稚園・保育園や小学校となってくると基本となってくるのが集団行動です。

なので遊びの中で回りと足並みをそろえるとことも大切になってくるのです。

 

 

もちろん発達が気にならないお子さんにも遊びの発達段階というものは存在しています。

 

発達が気にならないお子さんの

遊びの発達段階

 

・一人あそび

(おもちゃなどを使用し一人で遊ぶ)

・平行遊び

(他のこどものそばでお互いに別の遊びをしている状態)

・対面遊び

(他のこどもと同じ遊びを一緒に行う)

・順番遊び

(他のこどもと同じおもちゃなどを共有して遊ぶ)

・グループ遊び

(複数のこどもが集まりルールのある遊びをしている状態)

・ごっこ遊び

(複数のこどもが役を分担し、役になりきって行う遊び)

 

 

 

このようにはじめはだれでも一人遊びからスタートします。

 

次第にまわりのこどもと関わるようになっていき、役割を決めて遊ようになっていきます。

 

が、自閉症スペクトラムなどの発達が気になるお子さんの中には周りにあまり関心をもとうとしない子もいます。

しかし関りを持とうとしないお子さんでも周りの姿は見えています。

そういった中で他のこどもから遊びに誘われたりしてかかわっていくことは大きな経験となっていきます。

興味を示しているときはすかさず声掛けを行い仲間に入るきっかけ作りをすることも大切です。

 

しかし本人が望んでいないようであれば無理強いは禁物です。

特に自閉症スペクトラムのお子さんにとっては他のお子さんと関わることがストレスになってしまうこともあるのです。

「周りの子と関わったほうがよい!」という価値観を押し付けすぎないようにしましょう。

 

 

 

発達障がいのお子さんには遊びの療育を

 

 

グレーゾーンのお子さんの中には、グループ遊びだけでなくごっこ遊びも苦手だとされいます。

ごっこ遊びでは他のお子さんと役割を分担し、役になりきることが重要となってきます。

 

発達が気になるお子さんは、役割を分担することも苦手ですが、

想像の世界と現実との違いにこだわりを持ってしまう子もいるので役になりきるという子もいます。

 

なのであえてこどもプラス大阪では、なりきり遊びを提供しております。

サーキットで想像力を働かせてもらい、

「ここはジャングルなんだよ…」と声掛けを行ったり、

鉄棒では「おさるさんに変身して木にぶらさがってみよう」と盛り上げてサーキットを行っています。

 

サーキットでごっこ遊びの前段階に触れてもらう機会をたくさん作ることで、

自由遊びの時間にこどもたちから自然と役割を決めてごっこ遊びを始めるようになります。

私たちは一緒に段ボールで一緒に工作をしたりして、そのお手伝いやきっかけ作りを行っております。

こういったごっこ遊びを繰り返していく中で、他児を関りをもってくれるようになっていきます。

 

 

 

 

療育とは「社会ルール」を教え込むものではない!?

 

 

遊びの療育と言いましたが、療育とは、

様々な支援者が連携し、本人の生活の上での困難を減らし、社会への適応力を向上させる教育的援助の事を指します。

 

しかしグレーゾーンを含む発達障がいのお子さんにとって、「社会ルール」への理解は難しいことなのです。

お友達との距離が近いお子さんがいるとします。

 

そのお子さんに「あんまり近いと相手の子がびっくりするから少し離れてお話したほうがよい」ということを説明しても、

なかなか理解してはくれません。

 

相手の気持ちになって考えるというところに苦手を抱えている為、「僕は平気だから相手も平気」だと思ってしまうのです。

療育の場合は「社会ルール」を教えるのではなく「方法」として教えることが大切です。

 

「人とお話をするときは両手を広げて左右にぶつからない位置でお話します。」

 

と声掛けをするのがよいでしょう。

 

場面や状況に合わせて行動することが苦手な子も多いです、

だからこそこうした問題を解決するために「こういう場面ではこのように行動すると良い」という明確な方法を

 

なんらかの動機付けをしてマニュアル化して覚えていってもらうのです。

すぐに効果がでるものではありません、しかし、ゆっくりと時間をかけて何度も繰り返していくことで身についていくものです。

 

社会生活の中で今まで困惑していた事例に対して、何らかのきっかけて解決の糸口が見え、

周りから受け入れてもらえるということは本人にとってとても大きな経験となり、

 

大きなストレス軽減を望むことができるメリットがあるのです。

 

 

 

 

 

トップページはこちらから→http://kp-osaka-3rd.com/

こどもプラス大阪3rd江坂教室

 

 

お問い合わせ先

こどもプラス大阪3rd吹田江坂教室

〒567-0052

大阪府吹田市広芝町11-1 石田ビル1階

TEL:06-6310-7055 FAX:06-6310-7056

MAIL:info@kp-osaka-3rd.com

 

体験や無料の資料請求は随時受け付けております。

お気軽にご相談ください。


姉妹校

 

こどもプラス大阪吹田教室http://kp-osaka-suita.com/

こどもプラス大阪 2ndhttp://kp-osaka-2nd.com/

こちらも合わせて宜しくお願いします!

 


弊社のHPがリニューアルしました!

 

詳しくは↓をクリック!

福祉株式会社ジーエルhttps://gl-osaka.com/

 

 

  • 資料請求/お問い合わせはこちらからどうぞ  電話番号06-6310-7055 受付時間 平日9~18時 日曜定休日
  • ▲page top